教員紹介

教員紹介

計測・制御・知能

市川 純章 教授の紹介

市川 純章 教授
いちかわ すみあき
市川 純章 教授(Sumiaki ICHIKAWA)

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研究テーマ
・人型ロボットの操縦性に関する研究
・小型一軸力センサの開発
・介助用小型昇降機の開発
研究キーワード
知能ロボティクス・メカトロニクス
研究概略
ロボット技術(RT)は、電気電子設計・機械設計・ソフトウェア設計の連携からなる総合的技術である。当研究室はRTを駆使し、センサーシステム、自律ロボット、小型ヒューマノイド、双腕ロボット、小型昇降機、操縦システムなどの開発を行っている。また、画像処理等による性能評価試験、機械学習機能の付加による高度化、コンピュータシミュレーション検証なども実施している。近年は、使用者視点での使いやすさに注視している。
所属学会
日本機械学会、日本ロボット学会
社会活動
諏訪産業集積研究センターSIARC(理事)
茅野市社会教育委員
LCV番組審議会委員
どんぐりネットワーク茅野(幹事)
研究履歴
通信情報を用いたロボット群の位置推定法
操縦者支援のためのロボットの半自律化
公共交通網のコスト評価シミュレータの開発
介助装置のユーザビリティの研究
柔軟に変形する分布圧センサの開発
最近の研究発表
Position Estimation of Distributed Sensor Node Robots by their Communication Connectivity (IEEE MHS2011 6 Micro-Nano Global COE)
「巻き取り式伸縮機構を用いた高伸縮比を実現する介助用小型昇降機の開発」(日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス講演会 ’10 予稿集 1A1-D26)
「ノード間通信の可否情報のみを用いた通信ネットワークのノード位置推定特性」(日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス講演会 ’09 予稿集 1A1-G02)
受験生へのメッセージ
RTを駆使した新しいワクワクするものを一緒に作り出していきましょう。
企業の方へのメッセージ
RT技術はあらゆる課題のソリューションになるツールです。どんどん相談してください。
その他

知能ロボティクス・メカトロニクスを専門とし、ロボットの遠隔操縦の支援手法の研究、皮膚センサーの開発、介助用小型昇降機の開発、ロボットの自律学習、群ロボットの協調行動の研究などに従事する傍ら、ロボットの設計・製作・プログラミング手法などに関する教育指導を行っている。

2002年~2005年には、学生らと人型ロボット製作を行い2足歩行ロボット競技大会ROBO-ONEに参加。2005年には、地元企業と連携して愛知万博にロボットを出展。2007年には、地域の製造業と大学研究者をつなぐ組織として、地元企業経営者、大学研究者らと「諏訪産業集積研究センター(SIARC)」を設立、理事に着任。同年、テレビチャンピオン2「流しそうめん装置王選手権」(テレビ東京)に、地元企業と連携し「諏訪ものづくり軍団」として参加。2009年には、チャンピオンズ「スワンボートグランプリin諏訪湖」(テレビ東京)に参加するなど、地域と連携した活動にも従事。2011年太陽光エネルギー利用小型人型ロボットによる諏訪湖一周実験を達成。同年、人力発電システムを開発し、茅野どんばんにて「どんばん発電所」を開設。子どもたちへの電気の感じる化教育などを実践。また、地域に向けた教育活動として、小学生から高校生および一般向けに「小型人型ロボットの動作実演・解説」と題した出張講義を実施し、長野県内を中心に多数の講演活動を行っている。

産学連携開発に関しては、2010年より地域資源無限大全国拡大プロジェクト(諏訪商工会議所)支援を受け、「果汁絞り器(カジュッタ)」の共同開発((株)ヤマト)、同年ものづくり支援センターしもすわプロジェクト「学習用マイコンボード(Suwanoスワーノ)」の開発などに従事。