
数学が好きで高校では理系コースで学んでおり、大学でも理系で勉強がしたいと思い、東京理科大学の姉妹校で県内の就職に強く理系の諏訪東京理科大学に興味を持ちました。
オープンキャンパスに行ったときに、諏訪理科の研究室の4学生だけではなく3年生も“楽しそう”に自身がやっているの研究内容を参加者に分かりやすく説明する姿、さらには学生と先生がアットホームな感じでお話されている姿などを見て、一緒に研究したら面白いだろうなっと思うようになりました。
また学生が地域の人と一緒に考えて行動する学生活動や地元の企業と一緒に新製品開発をする研究活動ができ、かつ大学や研究室の研究施設が整っていたことも、諏訪東京理科大学の本学科で学びたいと思った理由です。

入学当初は工学部のため男子学生の方が多く普通科出身だったこともあり実験などの教科に不安がありましたが、他学科とも交流する“フレッシュマンゼミ”、本学科独自の“ガイダンスグループ”、および“実験での共同作業”を行ううちに男子学生とも気軽に話せるようになり不安は一気に解消しました。また友達が増えることで勉強もはかどり落ち着いた学校生活をおくれるようになったため自分の学びたいことに集中できるようになりました。
2年次には理大祭実行委員に挑戦したおかけで、たくさんの人と接する機会が多くなり友達も増えて積極的な大学生活を過ごしました。3年次の4月からは特別配属生として希望の研究室に配属されて、卒業研究に必要な知識と技術を研究室の指導教官の先生や先輩方から学んでいます。
早期に研究室に入れる制度は研究活動を有意義に行えるだけではなく、先輩の就職活動の姿や就職活動の様子を聞きながら早めの就職活動をスタートできることも大きなメリットです。例えば私の場合、研究室の先輩のすすめもあり今年の夏に東京のソフトウェア企業にインターンシップに行って職業体験をしてきました。
大学の授業と研究活動およびアルバイトの両立で忙しい日々を送っていますが、好きな研究を充実した設備のもと先輩方と相談しながら一緒にできるため、楽しい日々を送っています。

私は工学部に所属していますが研究は医療系の研究をしています。具体的には、こども病院の先生と企業の方と一緒に新生児の手や足をカメラで認識した後に、その動きに追従するWindowsアプリケーションソフトを作成することで、新生児の発達状況を調査する医療系の研究を研究室で行っています。
お医者さんや企業の方々と一緒に研究を行いながら実用化を目指しているため、とてもやりがいがある研究です。特に研究成果をお医者さんや企業の方の前で発表して「面白いね」と言って頂けたときは嬉しく、研究活動を続けて良かったと思う一時です。ソフトとハードを融合した新たなカタチの医療系の研究は、お医者さんや看護婦さんさらには患者さんの使いやすさを考慮した心遣いが必要となるため、女子学生ならではの発想を活かせる研究分野であるからこそ、私の研究を引き継いでくれるリケジョを募集しています。
私はソフトウェアとハードウェアを融合した人に役に立つ新たなカタチ(新生児の動き認識による発達状況と健康調査)を研究室の先輩たちと一緒に研究しています。
この研究室で学んだ研究内容と好きな数学を活かし、自分のアイディアで困っている人を助かることができる研究者・技術者に私はなりたいと思っています。
具体的には、私たちの身の回りのすべての製品、例えば・・・携帯電話、車、医療機器等々は、ハードウェアだけでなくソフトウェアの技術も必要不可欠です。研究室の先輩たちのように、ハードウェアの技術を理解できるソフトウェアのプログラム開発者として、私が生まれ育った長野県で就職したいと考えています。