本学科は、平成29年度をもって募集を停止し、平成30年度から新学科に生まれ変わります。

スワリカ学生のホントの声を紹介!!boys&girlsのリアルトーク

諏訪東京理科大学工学部コンピュータメディア工学科

諏訪理科を選んだ理由は?

名取完さんインタビュー画像

父が東京理科大学の出身で、父から校風もいいし、同窓子女奨学金など東京理科大グループならでは充実した学生サポート、さらには東京理科大学への編入や東京理科大学大学院への大学院進学などの制度があることから、甲府の自宅からも通える諏訪東京理科大学を進めてくれました。
奨学金:https://www.cs.sus.ac.jp/scholarship-student/
東京理科大学との教育連携:https://www.cs.sus.ac.jp/course-admission/

すぐに、諏訪東京理科大学のホームページから資料請求をおこない、また学校の先生とも相談をしながら、いくつかの他の大学とも比較しました。最終的には、私は県外からの受験だったこともあり、理科大出身の父の話や学科ホームページの研究内容などの情報発信を参考にして、ディジタル製品に必要不可欠な画像・音響・通信などのソフトウェアとハードウェアも学ぶことができる本学科を選び、一般入試で受験して合格しました。

また県外で学校行事や部活があって本学のオープンキャンパスになかなか参加できませんでしたが、相談会に参加したときに、活気があるだけではなく在学生がとても親切で先生方も親身になって相談にのって頂き、雰囲気がとても良かったことも本学科を選んだ理由にもなりました。

オープンキャンパスの様子:http://www.rs.suwa.tus.ac.jp/nari/backnumber/2013/back1308.shtml#01

実際に入学してみての感想と現在の様子

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入学当時は同じ高校から本学科に入学人が1人もおらず、高校のように担任の先生やみんなで集まる朝礼などもなく不安にもなりましたが、数人の学生に1人の先生が相談役になってくれるガイダンスグループなどでガイダンスの先生に相談できたり山梨出身の人と友達になったり、またソフトバレーボールサークルに入って先輩ができ相談にのってもらったり教科書などを頂いたりして楽しい大学生活となりました。

1・2年生のときに助かったことは、理科大出身の父も話してくれたことですが、理科大は物理学校が前身より座学の講義だけではなく実験や演習がセットにとなって基礎から応用まで学ぶことができ、先生がしっかり丁寧に教えてくれることです。

特に私は普通高校だったこともあり、本学科ならではの『分かるまでつきあう制度』で、電気回路の講義の後にある補習が助かりました。また微分積分なども高校で習っていない部分もあったので補講はとても助かりました。

本学は実践力を身につける課外講座も用意されており、私は大学で学んだプログラミングと電気電子回路技術をもっと知るために、ソフトウェアとハードウェアの技術を学ぶことができる地元企業インターンシップにも参加しました。製品を使う人のことを考えた”ものづくり”の大切さを知ったことは、とても良い経験となりました。

現在は3年生になって、私は東京理科大学に進学したかったことより、早期から専門性を高める3年次から研究室に入れる仮配属制度を使って、3年生から研究室に入り現在は研究室の先輩と一緒に音響の研究に取り組んでいます。

学科の紹介・強み:https://www.cs.sus.ac.jp/introduction-learn/
分かるまでつきあう制度:https://www.cs.sus.ac.jp/info/info_gakka/2013_11_27/
3年次からの研究室所属:https://www.cs.sus.ac.jp/info/info_gakka/2013_10_21-2/
インターンシップへの参加:https://www.cs.sus.ac.jp/info/info_gakka/2013_11_20/

どのような学業・研究活動に取り組んでいますか?

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画像・音響・情報分野でディジタル信号処理が学べる研究室に入り、ボーカルとBGMが混在した楽曲からボーカルを取り除き、BGMだけを抽出する雑音抑圧技術について、大手カラオケメーカと一緒に研究に取り組んでいます。

3年生から研究室に入ることは学業もあり忙しくなるのですが、本学科の研究室の先輩だけではなく、本学科の研究室から東京理科大学に編入・大学院進学した先輩とも一緒に研究ができることがとても刺激になります。

私の場合は、ダウンロードした楽曲のボーカルを取り除き、いつでも・どこでも・誰とでもカラオケができるアプリケーションの最終製品を目標として大手企業との共同研究ができ、さらには研究したことが製品になることも研究をやる気にさせてくれます。

特に、小さな研究室でみんなで議論したアイディアがプログラミングすることでソフトウェアとなり、企業の助けを借りながらハードウェア化されていき、ソフトとハードの融合によって製品化され、多くの人のもとに届けられて喜ばれる、そんなすべての過程を見ることができることが今の研究が楽しい醍醐味です。

また一生懸命頑張った結果、3年生ですが学会でも発表させて頂きました。
学会発表の様子:https://www.cs.sus.ac.jp/info/info_gakka/20140117-1/

将来の夢、目標など、就きたい職業または就職先について

研究室で取り組んでいる音響技術に関してまだヒ・ミ・ツなのですが、新たな開発が行われています。私は、その技術を特許化するプロジェクトの一員として頑張っているため、その技術を特許化して、自分がかかわった製品をみなさんが使って、楽しんでもらえればと思っています。

また、私は東京理科大学に進学することも目標です。諏訪東京理科大学と東京理科大学とは姉妹校で教育連携があるため、私の研究室の先生が東京理科大学の先生の研究室の出身でもあることより、現在の研究テーマを変えずに東京理科大学に行っても続けたいとも思っています。まだ3年生なので先のことですが頑張りたいです。
東京理科大学との教育連携:https://www.cs.sus.ac.jp/course-admission/

コンピュータメディア工学科では、プログラムなどのソフトウェアだけを勉強するのではなく、電気や電子の回路設計などのハードウェアも学ぶことができます。そして、それらの融合した今までにない新たなカタチを目標に企業と一緒に共同研究などが盛んにおこなわれており、その研究活動に3年生から関わることができることが、とてもやりがいがあるのではないかと思います。
また夢や目標をもってコンピュータメディア工学科に入れば、本学科は先生と学生の距離が近いため勉強でわからないところや、進路なども気軽に相談できるのでいいと思います。頑張ってください。私たち在学生も応援しています。