3年次からの研究室配属-早期からの専門性を高める-
3年次からは研究室に所属して自分の関心・興味のある専門分野を学びます。 音響画像を用いたマルチメディア、携帯電話の通信ネットワーク、知能ロボット、これらを統合したコンテンツ開発などを各研究室で学び、時代を変える力を養います。
それぞれの研究室が拠点となり、地域交流などの実践的な活動もより充実する時期となります。
授業の中で、実践的な研究活動をスタート
「ゼミ研究1・2」科目は、卒業研究へとつながる専門領域の第一歩で、 3年生は各研究室に配属となります。研究室では、担当教員、大学院生を含めた先輩たちが専門的な研究を日々進めています。新たに配属となった3年生は、教員や先輩たちの指導のもと研究に必要な知識や技術を修得。4年次の卒業研究のための準備を開始します。学年を越えた密度の濃い交流も研究室の魅力です。
佐々木 貴大
電子システム学科卒業
〔長野県〕松本工業高等学校出身
3年次から始めた音響研究により、大きな成果をだせました
私が研究していたのは、ヘッドフォンなどに利用されているノイズキャンセリングとは異なる方式で音声をクリアにする技術。シンプルな構造のため、低コストで使い勝手がよく、補聴器や携帯電話など、さまざまな場面で応用できる、これからの可能性を秘めたディジタル信号処理方法です。私はもともと音楽が好きで、音に関わる研究をしたいと思いこの研究室を選びました。3年次から始めた音響研究を学会で発表し、賞をいただけるような成果を残せたのは本当に嬉しいことです。