在校生インタビュー
みんなの勉強スタイル、学生生活。SUWA-RIKAの今!目標を持ち、日々勉学を続ける本学在学生たちに、勉強や学生生活の今をたずねました。
学習支援の先生方がわかるまでフォローしてくれます
菊池 舞さん
[茨城県] 水戸第二高校出身
得意なことが伸びて、苦手なことも克服!
諏訪東京理科大学では、授業で理解できなかったことを学習支援室の先生方が理解するまで丁寧に教えていただけるので、自分の苦手は克服し、得意な部分は伸ばしていくことが出来ました。自分のペースで学んでいけることが良い生活のリズムを作り出していると思います。
就職に強い学科
武田 駿さん
[長野県] 飯田工業高校 電気科出身
田邉研究室
良き友達との出会い
諏訪東京理科大学での学校生活の2年間は、友達と協力して楽しみながらみんなで一緒に乗り越えてきました。仲間と一緒に学習する時間はとても楽しく、自然といろいろなこと自らの力に変えることができました。今年から3年生となり研究室への仮配属も決まって、それぞれに自分の目指すもののためにみんなで一緒に頑張っています。 今の私には「これから始まる研究の日々はおそらく発見の毎日できっと充実した日々になることだろう」という期待でいっぱいです。今まで、そしてこれから出会う仲間と共にさらに自分を磨き、自らの故郷でその力を存分に発揮できる技術者になるために、今を大事にしていきたいと思っています。
今後の研究について
電子システム工学科では実践力を身につけるために、3年生から研究室に仮配属できる制度があり、私は田邉研究室に所属して、現在音響のことを研究しています。
私はカラオケアプリなどの響きに引かれて軽い気持ちで田邉研究室の門を叩きましたが・・・・・私のやっている研究は、生活分野ではスマホなどの携帯電話の音質を良くする技術だけでなく、産業分野では工場の雑音を取り除く技術、医療分野においては胎児心拍を解析する技術と、様々な用途で必要とされる基幹技術であるため、1つステップアップした自分になれるように頑張っています。
私は信州茅野の地で研究分野の理解を深め、地元飯田に就職して大学で学んだ技術を活かすことで、地元に恩返しができるようになればと思っています。
もっと学ぶために大学院進学を目指して
高井 康樹さん
[長野県] 飯田風越高校 国際教養科出身
田邉研究室
目標は大学院進学
電子システム科の2年次では専門的な教科が多数あります。どの教科も難しい内容が多く講義を受けているだけでは理解をすることが困難でした。
しかし難しい箇所が出てくると友人と相談したり、図書室へ行き自分で調べて解決したり、わからないところをわかるまで丁寧に教えてくれる制度がある電子システム工学科は、(1)先生と生徒の距離が近く、(2)施設が充実しており、(3)自然も豊かなため、非常に良い環境で学ぶことができます。 自分の中の「わからない」をわかるまで解決してくれるとても良い環境の中で勉強することができ、2年次で学業成績優秀者となることができました。今までの努力が報われてうれしく思うと同時に自分への励みにもなり、今後東京理科大学大学院または諏訪東京理科大学大学院に進学するという目標に向かって努力を続けていきたいと思います。
今後の研究について
入学当初から画像処理に興味があり、画像を編集する際の画質の劣化をなるべく抑えることができないか。また、動画像に関してもまた劣化を抑えることができれば、防犯カメラなど遠くから撮影しているものを時にはズームするというときに画像が粗くなることを防げるのではないか等を考えました。
このような画像や映像に興味を持っていたため、3年次に画像・音響・通信における適応信号処理を研究している田邉研究室に仮配属しました。
ソフトウェアの強みは自分のアイディアをプログラミングすることで、思いを実現できることであり、現在は研究室の先輩方や仲間と共に他人が考えつかないようなアイデアを考案して実用化するために、緊張感をもって研究に取り組んでいます。
企業との共同研究で培った実践力で長野日本無線(株)に就職内定
木田 直樹さん
[長野県]
松江研究室
私は現在松江研究室に所属して、企業との共同研究「MIMO/ダイバーシチ技術を用いた高速無線通信の伝送容量の増大と高品質化に向けた研究」を担当していて、計算機シミュレーション技術をフル活用して、計算機上にシステムを開発しています。
大学院の先輩や同僚、先生と技術討論を繰り返して行い、通信システムをモデル化した後、現在プログラムを作成中です。プログラムが完成した後にはフェージング環境におけるシミュレーション評価を行っていきます。
それと並行して、就職活動にも積極的に取り組んだ結果、第1希望である長野日本無線(株)に内定を勝ち取ることができ、今は大変充実した大学生活を楽しんでいます。
これからは来年2月の卒論発表に向けて頑張っています。 次世代携帯電話などの技術の修得と研究に興味のある皆さん是非、電子システム工学科松江研究室にどうぞ。
お待ちしています。
卒業研究に邁進しながら就職活動を行い第1希望である(株)OKIハイテックに就職内定
内堀 恭平さん
[長野県] 岩村田高等学校出身
松江研究室
私は現在松江研究室に所属して、携帯電話やWiFiに関するサービスアプリケーションの研究開発を行っています。 iPhoneとアンドロイドの2機種を対象に、GPSからの位置情報などと医療や観光情報などをインテグレートしたサービスアプリケーションをMACおよびWindowsパソコン上で開発しています。完成した暁には、安曇野市で行っている共同研究に参加して、市民などを対象にしたモニタ評価実験を行う計画です。
それと並行して、就職活動にも積極的に取り組んだ結果、第1希望である(株)OKIハイテックに就職内定を勝ち取ることができ、今は大変充実した大学生活を楽しんでいます。
現在、来年2月の卒論発表に向けて頑張っています。
携帯電話、WiFiなどのプログラミング、アプリケーション開発に興味のある皆さん是非、電子システム工学科松江研究室にどうぞ。
お待ちしています。
成績優秀学長賞を受賞しその結果で就職先を内定
上條 弘和 さん
[長野県] 田川高等学校出身
松江研究室
私はこれまで塩尻の実家からJR線を経由し茅野駅から大学までの無料バスを乗り継いで約1時間20分かけて毎日通学しています。
これまでに、電子回路や通信工学などに特に力を入れて勉強してきましたが、その結果、3年次の成績優秀学長賞をいただくことができ、大変うれしく思います。
それを励みに、4年次には卒業研究を開始するとともに就職活動の一環として、約1ケ月間地元企業においてインターンシップを体験することで、実社会における仕事のやり方や厳しさを体験でき、貴重な経験もできました。その結果、入学以来の夢であった県内のIT関連企業である「コンピュートロン(株)」への入社内定を勝ち取ることができ、大変満足しております。
4月から継続している卒業研究テーマは企業との共同研究の内容でもあり、現在、山場に差し掛かっていて毎日大変ですが、研究室の先輩や仲間と一緒に緊張感と充実感を持って頑張っています。
一歩一歩着実に前へ: アイデアの実用化を目指して
長保 龍(NAGAYASU Ryu)さん
[長野県] 明科高校 普通科出身
松江研究室
研究テーマについて
手ぶれなどのボケや雑音の影響によって劣化したディジタル画像から鮮明な画像を復元する劣化画像復元手法について研究しています。
一般に、ディジタルスチルカメラには、手ぶれ補正や色補正およびモード補正などが付加されていますが、これらはボケや雑音を予防するものであるって、劣化した画像を綺麗にすることはできません。
私たちの技術は劣化してしまった画像のみから、如何に綺麗にできるか!!について挑戦する研究です。
目標は自分のアイデアの実現
学業成績優秀として表彰されたことは、IEEEの国際学会等に論文が採録されるなど、一歩一歩努力を重ね着実に前へ進んできたことが間違っていなかったという自信になりました。また、この賞は、私だけの努力ではなく、いつも和やかな研究室のメンバーや親身になって御指導・御鞭撻をして頂ける先生のお陰だと思います。
今後の目標は、現在の研究をシミュレーションで終わらせるのではなく、誰でも手軽に扱うことが出来るように実用化の域まで高めることです。そして、高精細なディジタル画像が必要とされる医療分野のCTや内視鏡カメラ、または身近なディジタルスチルカメラなどに私のアイデアが用いられ、人々の生活に役立てるようにしたいと考えています。
学業成績優秀学長賞(2年次)を励みに
守谷 英純さん
[長野県]岡谷東高等学校出身
私は地元諏訪圏に在住していて電車、無料の通学バスを利用して約30分かけて通学しています。2年次では本学科において、専門へと進むために基礎となる重要な科目がたくさん用意されています。特に、電気磁気学、電気回路や電子回路です。いずれも、難しい内容が多い中で、わからない点は授業のない時間に友人同士でお互いに勉強し合いました。また、時には、学習支援室にも通って、理解度を着実に向上する努力をしてきました。そして、ある程度わかってくると授業もだんだん楽しくなってくることを実感できました。その結果、2年次の学業成績優秀学長賞を受賞することができたのです。これまでの努力が報われたことを大変うれしく思います。これを励みにこれからも自分の進路に向かって一層努力していきたいと思います。
留学生インタビュー
海外から本学へ進学言語も文化も違う日本で、専門的に学ぶ留学生。勉強や学生生活の今をたずねました。
株式会社 システックリサーチ インク 調整部門
高 凌翔さん [中国人留学生]
試験業務風景
PCでデータを設定してスイッチでオンオフ、これを繰り返して全機能と性能を確認しています。 ノートにみっちりメモが書かれているのが分かりますか?
私は中国にある4年生大学の工学部を卒業後、2008年10月に日本に来て、1年間長野国際文化学院において日本語を勉強、日本語検定1級を取得し、その後、2010年4月から諏訪東京理科大学大学院で松江研究室において、次世代の高速無線通信技術に関する勉強および研究をしてきました。
最初は内容が難しく理解するのに大変苦労しましたが、先生はじめ同僚にわからない点は質問するなどして、日本語能力の向上とともに技術についても理解が深まっていきました。そして、修士論文のテーマとして、無線通信に不可欠な「高速変復調技術の研究」を選定して、計算機シミュレーションを中心に検討し、修士論文を完成させました。
2012年4月より株式会社 システックリサーチ インクに就職してその調整部門で勤務し始めました。調整部門では当社製品の性能を正確に計測するため、あらゆる測定器の基本から応用までを熟知して使いこなさなければなりません。計測して本来の性能が満足されていない製品には調整を施しますが、これには電子回路理論を理解して回路図が読め、計算ができなければなりません。この他にも会社や日本社会のシステムなど、毎日の業務をこなしながら技術や知識を習得しマスターできて一人前と認められた時、私にも新たなチャンスが与えられます。今はまだ社会人一年生として経験豊富な上長の下、黙々と与えられた業務をこなす日々が続いていますが、いつかは独り立ちして自社に貢献することを目指しています。
また、自社が中国をはじめとする海外展開を行う際にはキーマンとなって活躍できるようしっかり実力をつけていることころです。中国などからの留学生のみなさん、高い志と希望を持って諏訪東京理科大学システム工学部電子システム工学科に入学して自分の夢を叶えませんか。
高速変復調技術の研究を推進中、(株)システックリサーチ インクに内定
高 凌翔さん [中国人留学生]
松江研究室
計算機上にシステムを構築中
同僚とのディスカッションの様子
中国にある4年生大学の工学部を卒業後、2008年10月に日本に来て、1年間長野国際文化学院において日本語を勉強、日本語検定1級を取得し、その後、2010年4月から諏訪東京理科大学大学院で松江研究室において、次世代の高速変復調技術に関する勉強および研究をしています。
最初は内容が難しく理解するのに大変苦労しましたが、先生はじめ同僚にわからない点は質問するなどして、徐々に理解が深まっていきました。昨年末あたりから、修士論文のテーマとして、無線通信に不可欠な「高速変復調技術の研究」を選定して、計算機シミュレーションを中心に検討しはじめました。
また、松江研究室では、今年度、企業との共同研究を行っており、私のテーマとも関係が深く、共同研究の中身にも携わることができ、大変ありがたく思っています。
それらを通して、培われた実践力を活かして、神奈川県にある情報通信機器の開発、製造企業「(株)システックリサーチ インク」に内定を勝ち取ることができました。日本に行って仕事に就きたいという、夢がかない今は大変満足し充実した大学院生生活をおくっています。いずれは中国に戻ることも視野に入れています。
中国などからの留学生のみなさん、諏訪東京理科大学、システム工学部 電子システム工学科に入学して夢をかなえませんか?
学生へのサポート体制が充実!!
張 鴻 (チョウ コウ) さん
[長野県] 長野21日本語学院
田邉研究室
2008年に日本に来て日本語学校に2年間通った後に、諏訪東京理科大学 電子システム工学科に外国人留学生入学試験を受けて入りました。
優しい先生方が多くおられる電子システム工学科で楽しい大学生活をおくりながら、私は2年生になることができました。
電子システム工学科の特徴は、(1)1人の先生が8名程度の学生の相談にのってくれるガイダンスグループ制度があり、勉強のこと以外に自分の生活の中で困ったこともとても親切なアドバイスをもらうなど、 きめ細やかなサポートをしてくれることや、(2)微分積分や電気回路などの基礎科目に関しては、授業の後にサポートしてくれるなど分かるまでつきあう制度があること、および(3)毎週開講されている学習支援室など、学生をサポートする体制が整っていることです。
電子の先生方はいつも学生の状態を考えながら授業を行い、難しい知識でも簡単に理解しやすい言葉で説明してくれます。授業で分からないことは、私は友達や授業の先生やガイダンスグループの先生や学習支援室の先生に質問するようにしています。電子の学生たちはとても仲が良いのもポイントです。
1年間を通じてとても良い環境下で勉強ができたお陰で、学業成績優秀者となり河村学長先生から手渡しで賞を頂きました。とても光栄で嬉しかったです。この学校で楽しみながら自分の夢を実現したいと思っています。
大学院生インタビュー
「工学と経営学の融合教育」のさらなる高度化をめざしてさらに高度化した専門コースを学ぶ大学院生。
勉強スタイル・学生生活などをインタビューしました。
企業との共同研究などで培った実践力を武器にドコモ・テクノロジー(株)へ就職
諏訪東京理科大学大学院
工学・マネジメント研究科 修了
[長野県]臼田高等学校出身
![油井 拓磨 [長野県]](https://www.cs.sus.ac.jp/wp-content/themes/media/images/hennyu/yui.jpg)
![油井 拓磨 [長野県]](https://www.cs.sus.ac.jp/wp-content/themes/media/images/course/job_02.jpg)
学部4年次の卒業研究から大学院修士研究の2年次まで松江研究室に所属して、次世代の無線通信技術に関する研究に従事しました。これまでに計算機シミュレーションを中心にして、新たな技術の発掘に挑戦する中で、これはと思うものを実際にシミュレーションしてみると、なかなか期待どうりにはいかないことが多かったが、粘り強く継続する中で、いい成果が出たときなどは、うれしくてこれまでの苦労が吹っ飛んで、また、がんばろうと思えてきます。この積み重ねが重要だと実感します。
これまでに、学会発表も11件、特許出願も1件と目に見える形にもなってきており、少しずつ自信もついてきました。学部4年次と昨年院生1年次の2年間では、研究室で行っていた安曇野市において展開している共同研究プロジェクトにも積極的に加わることができ、生きた勉強になり、実践力を多少なりとも培うことができました。
それらの甲斐があって、就職先として第一希望であった情報通信企業「ドコモ・テクノロジー(株)」へ就職することができ、充実した大学生活をおくりました。
情報通信分野に興味を持っている方は、是非、諏訪東京理科大学工学部コンピュータメディア工学科で学んでみませんか。
まだ証明できていない計測原理を実験結果に基づき、解明。
諏訪東京理科大学大学院
理論的思考が好きで、プログラミングは得意でした。本大学の学士課程を修了し、他大学に進学しましたが、理論と実験の乖離を解決することが困難で難題に突き当たりました。そんな時、学士時代の清水先生から「まだ証明できていない計測原理を実験結果に基づき、解明してみないか?」との誘いを受け、ご指導いただくこととなりました。
その結果、国際学会と学会論文誌で研究成果を発表することができ、学長の河村先生から表彰していただきました。とても感謝しております。