本学科学生が電気学会・制御研究会で学会発表(その3)
前回に引き続き、電気学会・制御研究会の発表の様子を報告します。
[関連ページ] 本学科学生が電気学会・制御研究会で学会発表(その2)
https://www.cs.sus.ac.jp/info/info_gakka/20170315_1/
現在、ゼミ研(前期1単位・後期2単位)を取得して
研究室で医療機関と連携しながら画像処理の研究をしている大沼正樹君の発表です。
論文発表タイトル: 広範囲な腸の蠕動運動の解析とその可視化
著 者: ◎大沼正樹(諏訪東京理科大学), 名取隆廣(東京理科大学),
田邉造(諏訪東京理科大学), 古川利博(東京理科大学)
長野県は長寿県として男女1位で知られています。
また最近、腸内フローラなど栄養の8割を吸収している腸の働きが注目されつつあります。
今回は日赤病院と連携をして、長野県の方の腸の蠕動運動(動き)を画像処理を用いて
解析した結果を紹介しました。またそこから見えてきた事実を理論的に明らかにしました。

多くの聴講者がいる中で、3年生の大沼正樹君は医療機関と1年間の研究の成果を発表

なぜ、長野県が長寿な県になれたのが、腸の動き解析の結果から明らかにしました

また医療機関の臨床医や現場の医師を助ける、広範囲の腸の動きを可視化(見える化)して

3Dで表現する方法なども提案して、他の大学の先生たちからも高い評価を頂きました
工学部コンピュータメディア工学科には、
画像・音響・情報分野、通信・ネットワーク分野、計測・制御・知能分野、
さらには上記の3つの分野をつなぎ融合させるディジタルメディア創成分野があり、
電気電子回路のハードウェアからプログラミングのソフトウェアの基礎から応用まで学べます。
また卒業研究では、自分のアイディアでハードとソフトを融合した新しいカタチを研究開発を行い、
人々を豊かにして社会に貢献できる人材を育てています。
[関連ページ]
授業風景一覧
https://www.cs.sus.ac.jp/class/
特色ある授業と研究の紹介
https://www.cs.sus.ac.jp/teacher_book/
工学部コンピュータメディア工学科を卒業・修了して活躍する先輩たち
https://www.cs.sus.ac.jp/employment-especialy/
東京理科大学との基礎教育と最先端教育の連携による編入学・大学院進学
https://www.cs.sus.ac.jp/info/info_gakka/20170119_1/