10/21(火) 松本にて田邉造先生が技術講演

画像・音響・情報分野の田邉造先生が、明日[21日(火)]!松本にあるホテルブエナビスタにて、次の技術講演を実施しました。

[講演タイトル]
 移動体の音響や雑音を復元する新しい技術
[講  演  内  容]
 ❝雑音❞または❝ぼけ❞によって劣化した移動体の音声や画像を、制御の予測のアイディアから復元する新技術を紹介する。新技術の特徴は、(1)少ないデータ量で復元可能でかつ(2)復元性能を犠牲にすることなく高速で復元可能なことから実用性が高いことである。新技術の実用性の高さを示すために、発表当日は、移動体の音声と画像の復元および計測・追従技術、さらにはこの技術を応用したスキャナーの裏写り除去と地色除去技術のデモンストレーションを実施する

以下では、講演の様子を紹介できませんので、簡単に技術講演した内容を紹介させて頂きます。



1.<移動する人の声>や<移動する物体の音>などを抽出さらには抑圧する雑音抑圧装置

20141007_4

(上)雑音抑圧装置、(左下)雑音抑圧モジュールと周辺装置

20141021_1

発表資料の7ページ: 今後の活用事例!

コンピュータメディア工学科は、ソフトウェアとハードウェアを融合した新たなカタチを創る学科より、ソフトウェア開発はもとより、左図のような雑音抑圧装置の電気電子回路の設計・開発を、研究室が企業と一緒に、自分たちのアイディアをカタチにして、人に役に立つ製品開発も実施しています。

カーナビゲーションの音声認識、補聴器将、ヘッドホン、さらには右図にあるような、タブレットとテレビが連動して、タブレットの映像中のある人をタッチすると、スポーツであれば選手の息遣い、グループの歌手であれば特定の歌手のみを聞けたり、その歌手の声を消して他のグループの歌手と一緒に歌えるようになるかもしれません。



2.移動体の鮮明化、および移動体の追従とその解析

20141021_2

開発した腸の動き解析による健康調査アプリ

20140612_7

大学パンフレットより抜粋(クリックすると画像が拡大)



 

コンピュータメディア工学科は、医療分野を工学的に研究している研究室もあり、今回の田邉先生の発表では、第2の脳ともいわれ、まだよくわかっていない最も動きが複雑な腸の動きに対して、MRI画像を鮮明化し、腸の動きを波形化して時間や周波数を用いて、腸の健康状態から身体の健康状態を判断するシステムを、お医者さんたちと共同研究しています。

将来的には、医療分野で使われることを目指すだけではなく、さらなる応用分野として、物体の追跡、人や動物などの動作を見守りシステムなどでも活躍が期待されます。


3.裏写りや地色の除去技術

20141021_3

発表資料より抜粋

20141021_4

発表資料より抜粋

 



 

 

コピー機などで画像をスキャンしたとき、裏側の文字や絵が持て側に写ってしまった経験はありませんか。また下地の色がついた紙に文字などが書かれている地色の紙をコピー機でスキャンしたとき、インクがもったいないなーって思ったことがありませんか。

これらの問題を、ハードウェアの力をかりて解決するのではなく、田邉研究室ではソフトウエアの力を使って、裏写りをなくしたり、下地の色だけを取り除いたり、する特許技術を持っています。
このことは、最近発表されたiPadなどのディジタル化社会を助けるだけではなく、家庭やオフィスを便利にする技術になると期待されています。



コンピュータメディア工学科で、C言語/C++/C#/C++などのソフトウェアと電気/電子の回路設計開発などのハードウェアなどを学ぶことで、ソフトとハードを融合した新たなカタチで創り、人を笑顔にして役に立つものづくりを一緒にしませんか。

産学官交流会2014開催案内-1

パンフレット(クリックすると画像が拡大)

産学官交流会2014開催案内-2

パンフレット(クリックすると画像が拡大)