画像処理を研究してソフトウェア企業に就職した学生からのメッセージ
大学では,3年生から仮配属として田邉造研究室に入り、先輩や4年生や大学院さらには東京理科大学に進学した先輩達と『手ぶれや雑音で劣化してしまった劣化画像のみから鮮明な画像を復元する画像処理』の研究を行いました。研究室で先輩達と一緒にたくさん議論をして学んだことは良い思い出です。
4年生になって画像を鮮明にする手法のアイディアを提案し、そのアイディアをプログラミングして“組み込みシステム”や“マイコン”を確認するとともに、私のアイディアが共同研究をしている企業に認められ、企業と一緒に実用化を目指す研究をしてました。また、その成果を学会で発表するチャンス!にも恵まれました。

4年生のときの画像処理の研究していた桑原未有さん
4年生のときの学会発表の内容をテキサス・インスツルメンツ社が紹介
画面をクリックすると動画が流れます(1分39秒) http://www.youtube.com/watch?v=NKd1GarTtZs
大学の研究室で学んだ画像処理のプログラミング技術や組み込み・マイコンの技術を活かし、大手ソフトウェア企業に入り、現在は県内の画像映像機器の研究をしています.
卒業した先輩としは。。。『こんなことをやってみたいな~』という思いを持ってコンピュータメディア工学科には入ってください!! 私の場合は、自分のカメラで写真が好きで、画像や映像のことを知りたいな~と思って、本学科の画像・音響・通信などの信号処理を研究している研究室を選びました。またたくさんの“いい仲間”や“いい先生”に出会え、新しい自分を発見できたと思います!!
きっと本学科で道が開けると思います。また私の研究を引き継いでくれる女子学生が入ってくれることを期待しています[ 本学科に入学を考えている女子学生へのメッセージ:https://www.cs.sus.ac.jp/examinee-project/ ] 。卒業生としてみなさんを応援しています。