4年生が論文賞による受賞講演
田邉造研究室の4年生武田駿君[飯田工業高校出身<(現)飯田OIDE長姫高校>]が 大阪大学の豊中キャンパスで行われたマルチメディア・仮想環境基礎研究会(MVE) に投稿した論文内容と学会発表が評価され論文賞授与の通知を頂き,
[受賞理由]
本研究は,ボーカル入りのステレオ楽曲から,ボーカル信号を抑圧してBGM(カラオケ用)信号を生成する手法の提案と実装に関するものである.
従来手法におけるステレオ楽曲の臨場感損失という問題を解消し,高品質なステレオBGM 信号の抽出を可能にした.提案手法の効果は,信号のスペクトル解析およびユーザによる主観評価により確認されている.
さらに,提案手法をスマートフォン上 に実装して公開し,一般ユーザが手軽に利用できる形で提供している.
提案された手法の有効性が高く評価されるだけでなく,開発したソフトウェアを積極的に 世の中に送り出し普及に努める姿勢は,工学的な見地からも特に高く評価される.
[大阪大学で行われたMVE学会の様子]
http://www.sus.ac.jp/topics/20130801-1/
後日,受賞者の武田俊君は北海道にて受賞者だけに許される受賞講演を行いました.
著 者: 武田 駿(諏訪東京理科大)・名取隆廣(東京理科大)・
田邉 造(諏訪東京理科大)・古川利博(東京理科大)
タイトル:TI社製TMS320C6713DSKとマイコン を用いて試作した
雑音抑圧機器の実装評価
論文賞の受賞者講演会場にて受賞者講演を行っている武田駿君
※会場とスクリーンが大きすぎて。。。武田駿君が・・・・・


論文賞の受賞者はNTTなどの大企業の研究者や東京農大などの大学の教授であり,学部4年生の受賞は珍しく武田俊君1人であったことから,多くの技術者や研究者からあたたかい激励を多く頂きました.
懇親会にて論文賞の授賞式があり,論文賞の盾と副賞を授与されました

懇親会での論文賞の授与式の様子

論文賞の盾と副賞を頂きました
武田君曰く,学部で演奏会ができるくらいのホールで自分の研究を発表出来たことに喜ぶとともに,3年生から早期に研究室に入り先輩と一緒に学びながら,同期や後輩助け,および指導教官の田邉造先生の指導のお陰で取れた,田邉研究室受賞とのことでした.
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